どうも!ふくシーン!です!(@ADHD_SW)
今回はこういった悩みや疑問に答えていきます。
・この記事を読んで分かること
・この記事の信頼性
この記事を書いている私は現役の社会福祉士です。
社会福祉士が働く場所って実はかなり幅広いんです。
限られた分野だけをみて、「自分には社会福祉士は向いていない」とあきらめてしまうのはすごくもったいないです。
働く分野を選べば必ずあなたにピッタリあった職場が見つかります。
とはいえ、社会福祉士が働く場所っていったいどのような場所があるのでしょうか?
そんな疑問を抱えるあなたに向けて、この記事では、社会福祉士が働いている場所や、働く場所ごとの違いについて、簡単に解説していきたいと思います。
・社会福祉士が働く場所ってどんなところがあるの?
・社会福祉士が働く場所ごとの特徴について教えてほしい。
・社会福祉士が働く場所ごとの特徴について教えてほしい。
今回はこういった悩みや疑問に答えていきます。
・この記事を読んで分かること
・社会福祉士の働く場所や、それぞれの分野別の仕事内容が分かる
・この記事の信頼性
この記事を書いている私は現役の社会福祉士です。
社会福祉士が働く場所って実はかなり幅広いんです。
限られた分野だけをみて、「自分には社会福祉士は向いていない」とあきらめてしまうのはすごくもったいないです。
働く分野を選べば必ずあなたにピッタリあった職場が見つかります。
とはいえ、社会福祉士が働く場所っていったいどのような場所があるのでしょうか?
そんな疑問を抱えるあなたに向けて、この記事では、社会福祉士が働いている場所や、働く場所ごとの違いについて、簡単に解説していきたいと思います。
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データで見る社会福祉士の働く場所
まずは、社会福祉士が働いている分野ごとの割合について見てみましょう。社会福祉士といえば高齢福祉の分野で働いているイメージが強いと思います。
実際に、社会福祉士が働く分野で1番多いのは高齢福祉の分野です。
ですが、データを見ると高齢福祉の分野以外でもかなり幅広い分野で社会福祉士が働いていることがわかります。
限られた分野だけをみて、「自分には社会福祉士は向いていない」とあきらめてしまうのはすごくもったいないです。
働く分野を選べば必ずあなたにピッタリあった職場が見つかります。
次に社会福祉士が現在の職場を選択した理由について見てみましょう。
このデータを見ると、半数以上の社会福祉士が「やりたい職種」や「仕事内容」を軸にして職場を選んでいることがわかります。
社会福祉士の多くは、個人の意識や意欲を軸に仕事を選んでいます。
給料だけでなんとなく働く場所を選んでしまうと「自分には社会福祉士は向いていない」と思い悩んでしまったり、燃え尽きてしまう可能性が高くなります。
ですので、働く場所を選ぶ際は、必ずやってみたいことや興味のある分野の仕事を選ぶようにしましょう。
とはいえ、生きていくためには給料もとても大切です。
ですので、働く場所は、やりたい仕事と給料のバランスをうまく調整しながら選ぶようにしましょう。
気になる社会福祉士の給料に関しては『社会福祉士の給料を上げるには?給料・年収の実態を徹底分析』でくわしく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
では次に、社会福祉士の働く場所とそれぞれの仕事内容について見ていきましょう。
社会福祉士の働く場所とそれぞれの仕事内容
社会福祉士が働く場所は、大きく分けて次の8つの分野があります。
・高齢
・障害
・医療
・児童、母子
・地域
・行政
・生活保護
・その他
・障害
・医療
・児童、母子
・地域
・行政
・生活保護
・その他
それぞれくわしくみていきましょう。
社会福祉士の働く場所①:高齢分野
高齢分野
- 介護老人福祉施設
- 介護老人保健施設
- 地域包括支援センター
- デイサービス
- 特別養護老人ホーム
- 有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅
などなど
高齢分野で働く社会福祉士はとても多いよ!

デイサービスや老人ホームといった施設の名前を聞いたことがある人は多いと思います。
高齢分野で働く社会福祉士はデイサービスや老人ホームなどの高齢者施設において、ご本人やご家族からの相談に応じています。
具体的には、ご本人や、ご家族、関係機関等との間に入り、連絡・調整などを行っています。
高齢施設で働く社会福祉士は、施設によっては介護業務を兼務することもあるので、事前によく確認しておくようにしましょう。
高齢分野においては、まだまだ他にもたくさんの職場があります。
例えば、それぞれの地域にある地域包括支援センターでも社会福祉士が働いています。
地域包括支援センターには、相談窓口があり、そこで働く社会福祉士は地域の高齢者の状態を把握し、適切な支援に結びつける仕事をしています。
社会福祉士の働く場所②:障害分野
障害分野
- 障害者支援施設
- 障害福祉サービス事業を行う施設
- 相談支援事業を行う施設
などなど
障害分野で働く社会福祉士も多いよ!

社会福祉士が働く場所で2番目に多いのが障害分野です。
障害分野で働く社会福祉士は、障害者の方や、そのご家族からの相談に応じています。
障害分野は、身体・精神・知的とそれぞれの特性にあわせてさらに細かく分野がわかれていくのが特徴です。
障害者施設の生活支援員として働く社会福祉士は、食事や入浴など、日々の生活のお手伝いをしながら、利用者様と関わっていきます。
悩みなどをなかなか打ち明けられない利用者様も多いので、日々の生活の中でたくさんコミュニケーションを取り、その中で悩みや今後の目標などを聞き出していきます。
障害分野ならではの大変さはありますが、とてもやりがいのある分野です。
社会福祉士の働く場所③:医療分野
医療分野
- 病院
- 診療所
などなど
医療ソーシャルワーカーって呼ばれているね!

医療分野で働く社会福祉士は病院や診療所で患者様やご家族の相談に応じています。
社会福祉士は、病院や診療所において医療と福祉の橋渡し役として重要な役割を担っています。
「入院することになり突然仕事を失った」
「病気になってしまい介護が必要になった 」
このような入院費用に関する相談や、退院してからのことなどさまざまな悩みの相談に応じます。
医師や看護師、地域社会と連携しながら問題の解決にむけて支援していきます。
社会福祉士の働く場所④:児童・母子分野
児童・母子分野
- 乳児院
- 児童養護施設
- 児童相談所
- 母子生活支援施設
- 障害児通所支援事業
- 児童デイサービス事業
- スクールソーシャルワーカー
などなど
こどもと、こどもを取り巻く人を支援する分野だよ!

児童・母子の分野で働く社会福祉士は、児童相談所や児童養護施設の職員、スクールソーシャルワーカーなど幅広い場所で働いています。
こどもだけではなく、こどもを取り巻く人も含めて支援していきます。
児童養護施設という名前を聞いたことがある人は多いと思います。
児童養護施設とは、さまざまな理由で親子で暮らすことが難しくなった子どもたちを、家庭に変わって支えていく施設のことです。
児童・母子の分野はこどもたちの人生を背負っているので、とても責任ある分野ではあります。
ですが、その分子供の成長を間近に感じることができ、自らも成長できるので非常にやりがいのある分野でもあります。
社会福祉士の働く場所⑤:地域分野
地域分野
- 社会福祉協議会
- 保健所
- 婦人相談所
- 刑事施設
- 少年院
- 保護観察所
などなど
個別の支援だけでなく地域全体を支援しているよ!

地域で働く社会福祉士は、簡単に説明すると、人と人、人と地域を結ぶ役割を担っています。
社会福祉協議会で働く社会福祉士などがその代表例です。
地域分野は、個別の支援だけではなく、地域全体を支援していくという特徴があります。
地域の困りごとを調査して、地域の特性にあわせてさまざまな支援を行ったり、地域住民の方から受けた相談を専門機関や専門職につないでいく重要な役割を社会福祉士が担っています。
地域で働く社会福祉士は、民生委員、児童委員、福祉団体、ボランティア、病院など、ありとあらゆる人や機関と連携・協力しながら仕事を行います。
そのため幅広い知識や、高いコミュニケーション能力が必要になる分野でもあります。
社会福祉士の働く場所⑥:行政分野
行政分野
- 都道府県、市町村などの公的機関
などなど
安定して働けるのが魅力的だね!

行政で働く社会福祉士は、役所などで社会福祉に関するあらゆる相談に応じています。
市役所などで福祉職として採用されるには公務員試験に合格しなければなりません。
社会福祉士の仕事は給料が全てではありませんが、行政で働く社会福祉士は給料や福利厚生が充実していることが大きな特徴です。
社会福祉士の働く場所⑦:生活保護分野
生活保護分野
- 救護施設
- 更生施設
- 授産施設
- 宿所提供施設
などなど
社会福祉士が最後のとりでとして奮闘しているよ!

生活保護の分野では社会福祉士が「健康で文化的な最低限度の生活 」を実現するために大きな役割を担っています。
生活保護の分野には、救護施設などがあります。
救護施設とは身体や精神に障害があり、経済的な問題も含めて一人では生活できないという人が利用する施設のことです。
また、救護施設ではアルコール依存症やホームレスの人などが健康で安心して生活できるような支援もしています。
救護施設は、制度の狭間に埋もれてしまった人たちを救う最後のセーフティーネットとしての役割を担っています。
生活保護分野で働く社会福祉士は、いわば最後のとりでとして相談支援に応じています。
社会福祉士の働く場所⑧:その他の分野
その他の分野
- 独立型社会福祉士
- 講師
などなど
自分のやりたいことができるのが魅力だね!

社会福祉士の専門性を活かして独立型社会福祉士として自分の事務所を設立して働いている社会福祉士もいます。
また大学や専門学校、養成施設などで講師として働いている社会福祉士もいます。
独立型社会福祉士の場合、全て自己責任なのでリスクはありますが、自分のやりたいことができるのは非常に魅力的です。
社会福祉士が働く場所はたくさんあるということをお伝えしてきましたが、具体的にどのような仕事をするのかイメージできないという人も多いと思います。
社会福祉士がどんな仕事をしているのか知りたいという人は、ソーシャルワークの仕事を描いた漫画を読んで見るのもおすすめです。
社会福祉士を描いた漫画については『社会福祉士とはどんな仕事?なりたい人が読むべき漫画5選』で紹介しています。
ここまで社会福祉士が働く場所についてみてきましたが、社会福祉士として働く上で次に気になるのが給料に関してだと思います。
社会福祉士の給料に関しては『社会福祉士の給料を上げるには?給料・年収の実態を徹底分析』でくわしく解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。
まとめ
というわけで今回の記事は以上です。この記事では社会福祉士が働く場所について解説してきました。
正直、今回紹介した場所以外にも社会福祉士が働く場所はまだまだたくさんあります。
それくらい社会福祉士の働く場所は多様です。
あなたにピッタリ合った分野や職場は必ず見つかります。
社会福祉士になる方法については『【体験談】社会人から社会福祉士になるには?超簡単に解説』で詳しく解説していますのでよろしければあわせてご覧ください。
今回の記事があなたの参考になっていれば幸いです。