どうも!ふくシーン!です!(@ADHD_SW)
・朝、なかなか起きれない
・日中に寝てしまう
・夜、眠れない
・ぜんぜん熟睡できない
・日中に寝てしまう
・夜、眠れない
・ぜんぜん熟睡できない
などなど、睡眠に関するトラブルや悩みを抱えるADHDの人って実はとても多いんです。
なんと、大人のADHDの半数以上が睡眠に関する悩みを抱えているとも言われています。*1
ですが、同じADHDの患者でも、睡眠トラブルの原因は人それぞれ違います。
なので、睡眠トラブルを解消するためには、自分自身の睡眠トラブルの原因を突き止めることが必要不可欠になります。
そこで今回は!
睡眠トラブルを抱えるADHDの人に向けて、より早く原因を突き止めるために知っておくべき、たった1つのポイントについて、私の実体験も交えながらお伝えしていこうと思います。
・この記事の信頼性
この記事を書いている私はADHDの当事者です。
この記事を書いている私はADHDの当事者です。
なので、ADHDを抱えるあなたと同じ目線でこの悩みに向き合うことができます。
そして同時に、私はADHDの人を支援する、社会福祉士でもあります。
支援する側と、支援される側、両方の目線に立ってこの問題について考えることができます。
ADHDの私は、睡眠に関する悩みをいつも抱えて生きてきました。
朝起きれない、日中寝てしまう、夜は逆に目がさえて寝れない・・・。
睡眠トラブルのせいで、仕事は手につかないし、ストレスはたまるし、イライラするし、本当に最悪でした。
少しでもこの状況を変えたいと思い、原因を一生懸命探しました。
病院の先生と一緒に、ああでもない、こうでもないと、いろいろ試してみました。
私の場合、原因を突き止めるのに1年もかかりました。
しかし原因がわかったことで、今では睡眠トラブルが、驚くほどマシになりました。
私の場合、原因が分かるまで1年もかかりましたが、この記事を読んでいるあなたには、もっと早く原因をみつけてもらいたいと思っています。
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睡眠に悩むADHDの人に知っておいてほしい、たった1つのポイント
睡眠トラブルを解決するために知っておいてほしいたった1つのポイントがあります。それは、自分と相性が合い、原因究明に熱心に取り組んでくれる精神科の先生をみつけるということです。
大人のADHDの半数以上が睡眠に関する悩みを抱えています。
しかし、ADHDの睡眠障害に関しては、研究や論文でさえとても少ない状況にあります。
精神科の先生にも専門とする分野があります。
しかし、ADHDの睡眠障害を専門にする精神科の先生は、そう多くはいません。
そんな状況の中で大切になるのが、自分と相性が合い、原因究明に熱心に取り組んでくれる精神科の先生をみつけるということなのです。
ひとくくりにADHDの睡眠トラブルと言っても、その原因は一人ひとり違います。
・睡眠時無呼吸症候群
・レストレッグ症候群
・概日リズム睡眠障害
・過眠症
・ADHDの治療薬による副作用
・食生活
・レストレッグ症候群
・概日リズム睡眠障害
・過眠症
・ADHDの治療薬による副作用
・食生活
などなど、原因は、実にさまざまです。
なにが原因か、一つひとつ探すことは、精神科の先生であっても非常に根気がいります。
あなたのつらい悩みに、真剣に向き合ってくれる先生を探すことが非常に大切になります。
睡眠薬などで、症状を一時的に良くすることはできます。
しかし、本当の原因を突き止めなければ、またいずれ同じ原因で体調を悪くしてしまうでしょう。
薬を出すだけでなく、睡眠トラブルの根本原因にアプローチしてくれる精神科の先生を探しましょう。
精神科の医療機関や先生を選ぶ際には、このような本を参考にしてもいいでしょう。
どのような医療機関や先生がいるかは、保健所や精神保健福祉センターでも教えてもらえます。
さらに、こちらの厚生労働省のサイト『医療機関の探し方、選び方|医療や医療機関|治療や生活へのサポート|メンタルヘルス|厚生労働省』では各地の精神科医療機関の一覧や、医療機関の探し方と選び方が掲載されていますので、よろしければ参考にしてみて下さい。
起きれない!寝てしまう!私の睡眠トラブルの原因
結論から先に言いますと!私の場合、朝起きれなかったり、日中寝てしまう原因は、食生活にありました。
しかし、その原因を突き止めるまでには長い道のりがありました。
私の体験談がすこしでもあなたのお役にたてれば幸いです。
朝起きられない!日中寝てしまう!もう耐えられない!
「どうしても朝起きれない、日中寝てしまう。」私は睡眠に関する悩みをずっと抱いていたのですが、だんだんとその症状がひどくなり、仕事にも影響がでるようになってきていました。
なんとかこの症状を改善したい!
悩みを素直に精神科の先生に伝えました。
先生と相談した結果、まずは薬の量を調整してみることになりました。
薬の副作用で、睡眠トラブルが生じている可能性があったからです。
しかし残念ながら、量を増やしたり、減らしたりしてみましたが、特に症状に変化はありませんでした。
私の睡眠トラブルの原因は他にあるようでした。
睡眠時無呼吸症候群の検査(PSG)をうけてみた
次に私がやったことは、睡眠時無呼吸症候群の検査(PSG)です。
朝起きれないのも辛いけど、そもそも熟睡している感じがしない。
ということを、精神科の先生に伝えました。
ADHDの人で睡眠時無呼吸症候群を同時に抱えている人は非常に多くいます。
ちなみに、ADHDの子どもの57%が睡眠時無呼吸症候群を抱えているという研究結果もあります。*2
夜しっかり寝れていないと、当然朝起きれなくなり、日中寝てしまうようになります。
睡眠トラブルは、日中のADHDの症状を悪化させます。
私は、精神科の先生と相談した結果、紹介状を書いてもらい、大きな病院の呼吸器科で、睡眠時無呼吸症候群の検査(PSG)をうけることになりました。
ちなみに、検査入院の費用が3万円ぐらいして泣きそうになりました。(泣)
検査の結果が出ましたが、私の呼吸に異常は全くありませんでした。
そして結局、他の検査をいろいろしても睡眠トラブルの原因はみつかりませんでした。
朝起きれない!日中寝てしまう!私の原因は食生活だった
また、ふりだしに戻り原因をさがすことになりました。私は諦めそうになっていましたが、先生は必死に原因を探してくれました。
ある時先生から、食事の内容や時間、回数などを、あらためてすべて教えてほしいと頼まれました。
もちろん食事のことはいつもの診察でもきかれていました。
しかし、今回はもっと詳しく食事の時間、内容、回数などすべて詳細に教えてほしいとのことでした。
私はお酒も飲みませんし、タバコも吸いません。
特に暴飲暴食もせず、3食キッチリ食べていました。
しかし1つだけ問題がありました。それが、食事の時間です。
私はシフト勤務で介護の仕事をしていました。
ですので、どうしても食事をする時間が不規則になりがちでした。
朝ごはんを抜いたり、寝る前に食事をしたり、間食をしたり・・・。
先生にこのことを伝えたところ、毎日同じ時間に食事をするようにとアドバイスを受けました。
そんな単純なことで、睡眠トラブルが解消される訳がない。
私は心のどこかで、そう思っていました。
しかし、2週間ぐらいすると、しだいに朝起きれるようになり、日中寝てしまうことも徐々に少なくなってきたのです。
そして今では、ほとんど寝坊や居眠りをしないですむようになったのです。
諦めそうになりながらも原因をみつけられたのは、自分と相性が合い、原因究明に熱心に取り組んでくれた先生と出会えたからだと今は確信しています。
まとめ
睡眠トラブルを解消するためには、その原因について知ることが必要不可欠になります。しかし原因は一人ひとり違います。
根気よく原因をさがしてくれる先生を探しましょう。
そうすれば、より早くあなたの悩みを解決することができるでしょう。
最後になりましたが、今回の私の実体験が、少しでもあなたのお役に立つことができていれば幸いです。
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*1: 伊東若子.注意欠如多動性障害(ADHD)と睡眠障害ー眠気との関連.日本医事新報.No.4852.2017.4.22.P37
*2: 伊東若子.注意欠如多動性障害(ADHD)と睡眠障害ー眠気との関連.日本医事新報.No.4852.2017.4.22.P38