どうも!ふくシーン!です!(@ADHD_SW)
・部屋の片付けが苦手な人
・情報整理が苦手な人
・頭や心がモヤモヤしている人
・情報整理が苦手な人
・頭や心がモヤモヤしている人
こんな悩みを抱える人に向けて、今回は!
1日1分〜できる、ADHDが楽になるモノと情報の片付け術をご紹介します!
・この記事の信頼性
この記事を書いている私はADHDの当事者です。
この記事を書いている私はADHDの当事者です。
なので、ADHDを抱えるあなたと同じ目線でこの悩みに向き合うことができます。
そして同時に、私はADHDの人を支援する、社会福祉士でもあります。
私はこれまで、部屋が散らかりすぎて大事なモノをなくしたり、作業に集中できなかったり、たくさん嫌な思いをしてきました。
部屋だけではなくて、頭の中もいろいろな情報でぐちゃぐちゃでした。やらないといけない事をうっかり忘れてしまったり、今までいろんなミスをやらかしてきました。
そこで今回は、ADHDが少しでも改善できるようにモノと情報の片付け術について私なりに実体験をふまえつつ解説していこうと思います。
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捨てれば捨てるほどADHDが楽になる!
まずはこちらの写真をご覧ください。A:静かな草原
B:騒音がうるさい都会の交差点
突然ですが!
もし、あなたが大事な考え事をしたいときや、ガッツリ集中したいとき、AとBどちらの場所を選びますか?
おそらくほとんどの方が、Aの写真を選んだと思います。
Aの場所は集中しやすい環境です。
気が散るモノは何もありません。
逆にBの写真の場所は、モノや情報、音であふれています。
Bの場所では気が散って大事な物事に集中できません。
私たちADHDの人は、常にBの場所で物事を考えているようなものなのです。
いつも何か他の物事に気が散ってしまい集中できなくなっているのです。
それが注意欠陥や多動、衝動につながっているのだと私は思っています。
しかし逆を言えば、意識的にAの様な環境に近づけられれば、生きづらさを軽減させることができるのです。
そのためにどうすればいいのでしょうか?
それは!
不必要なモノや情報を手放し、必要最低限のモノや情報だけを残せば良いのです!
身の回り、頭、こころを身軽にしていくことがADHDの改善につながります。
片付けるのではなく、捨てるがADHD改善のキーワード!
私たちADHDの人の多くは、片付けや整理整頓が苦手です。また衝動性からモノをたくさん買ってしまうこともあると思います。
モノや情報が増えることによって、いろいろな事に気が散ってしまい、一つ一つが中途半端になってしまうのです。
ではどうすればいいのか。
身の回りの環境や、情報をシンプルにすれば良いのです!
その際、重要なポイントがあります!
それは、片付けるのではなく捨てるということです。
この記事のタイトルでは片付け術となっていますが、正確には捨て術です。
片付けは一瞬スッキリしたように見えます。
ですが、結局は捨てるを先送りにしているだけなのです。
どこかに残っていて、結局は気が散ってしまい集中できません。
情報や環境も同じです。
ちょっとわかりにくいので画像で例えてみましょう。
片付ける前がこんな感じ。
そしてこちらが片付けた状態。
一応、草原のなかで、ゴミはキレイに片付けられています。
でも、ゴミ袋の存在がすごく気になりますよね?
これでは集中できません。
正直、私を含めたADHDの人は片付けるという作業そのものに向いていません。
例えば、片付けの途中に、なつかしいモノを発見したら、そっちにどんどん意識がいってしまい結局作業が全然進まないという経験をしたことがあるADHDの人は多いと思います。
なので、もう思い切って完全に捨ててしまいましょう。
片付けるのではなく、根本的にモノ自体を減らして、気が散らない環境を作り出しましょう。
片付けるではなく、捨てるがキーポイントです。
ADHD改善、モノの具体的な捨て方
捨てるのに勇気がない人は一度にたくさん捨てる必要はありません。
無理のない時間や範囲で少しづつはじめてみましょう。
おすすめの方法は、片付ける場所を決めたら、まずはその部分からモノや情報を全部だします。
棚や引き出しなら、入っているものを全部いったん外に出します。
そこからいらないものを捨てていき、いるものだけ棚や引き出しに戻していきます。
この、いったん全部外に出すということがポイントです。
全部いったん出すことで、こんなに不必要な物や情報があったんだと実感することができます。
これが大切です。
この作業を1日1分でいいので習慣にしていきましょう。
情報や環境に関しても同じで、自分にとって必要ではないものは手放しましょう。
私の場合は不必要なクレジットカードや銀行口座を手放しました。
以前は、たくさんある口座の管理ができておらず、毎月の支払いの時いつも未払いがないかとヒヤヒヤしていました。
そこで不必要なクレジットカードや銀行口座を手放し、必要なクレジットカードや口座だけ持つことにしました。
そうすることで金銭の管理もしっかりとできるようになりました。
環境に関しては寝る時間と起きる時間をできるだけ同じようにしました。
食事もルーティンで管理していくようにしました。
朝日新聞デジタルで紹介されていたのですが、刑務所や少年院に入ったADHDの人はピタリと症状が落ち着くそうです。
最も極端な例では、少年院や刑務所といった施設に入ってしばらくすると、ADHDが疑われていた方でも、ぴたりと落ち着く例もあるのです。(引用:貧困はADHDを生み出す?)
刑務所や少年院の生活はシンプルな生活です。
このことが、ADHDの人に良い影響を与えたと私は感じました。
生きづらさを軽減するために、モノや情報を必要最低限にしてみましょう。
ちなみに私の場合も、日々の生活環境のなかで不必要なモノや情報をなくすだけで、明らかに生きやすくなりました。
少しづつ、頭やこころを身軽にしていくと生きづらさを軽減できるのでオススメです。
まとめ
シンプルに生きることはADHDの改善につながります。どんどん不必要なモノや情報は捨てていきましょう!
そうすることで、一番大切や人やモノ、情報に集中できるようになります。
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